米財務省が１５日明らかにしたところによると、中国は６月米国債を４４億ドル売却し、保有残高は１兆１７８７億ドルで、保有残高として今年２月以来最低水準だが、引き続き米国債保有国の一位となる。
一方、日本は６月に米国債１８４億ドル分を売却し、保有残高は１兆０３０４億ドルとなり、２０１１年１０月以来、６年半ぶりの低水準を記録した。日本の保有残高は２位で、３位は３０００億ドルのブラジルだった。
６月末現在、主要国・地域の米国債保有残高は合計６兆２１１４億ドルで、中国と日本の保有残高はその約３分の一を占めることになる。